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Channel: ハルくんの音楽日記
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チャイナ・フィルハーモニーの演奏会

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昨日はサントリーホールへチャイナ・フィルハーモニーのコンサートを聴きに行きました。もちろん中国の楽団です。近年だいぶ充実しているという中国のオーケストラの実力を聴いてみたいというのも有りました。

演奏曲目は、
R.シュトラウス「4つの最後の歌」から「夕映えに」の管弦楽編曲版
サン=サーンス ヴァイオリン協奏曲3番
ショスタコーヴィチ 交響曲5番
以上です。
 
指揮は芸術監督も務めるロン・ユー。そしてヴァイオリン独奏は若干11歳(だそうだ)のパロマ・ソーちゃんです。
 
サン=サーンスではソーちゃんのヴァイオリンの音がどうしても小さく感じられました。元々協奏曲のヴァイオリンソロはよほどの人でないとオケに埋もれるのでこれは仕方ありません。でも11歳とは思えないほどの繊細なセンスが感じられて私的には好ましかったです。
 
オケは弦楽が中々に優秀だと思いました。サン=サーンスでも音の切れの良さを感じましたが、ショスタコでは更に鋭い切れの良さと迫力が有り見事でした。半面、管楽はパートによる凸凹は有りますが全体的にはまだまだですね。特に金管が聴き劣りします。
でもショスタコの5番を生で聴くのも久しぶりですし、演奏には緊迫感が感じれたので良かったです。
 
中国のクラシック楽壇、決してあなどってはなりませぬぞ。

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