2022年 謹賀新年 ご挨拶
新年おめでとうございます。 昨年中は誠に有難うございました。 本年もクラシック音楽の話題をメインに皆様と楽しく交流が出来たらと思います。 このブログをスタートした10数年前とは状況が異なり、リアル音楽活動で日々追われてしまって新しい記事のアップも間隔が空いてしまいがちですが、これからも出来るだけの記事アップを目指すつもりです。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます! 2022年 元旦...
View Articleお知らせとお願い
当ブログは開設以来13年間、記事へのコメント投稿へ、ハンドルネームのみの記載で投稿が可能、コメントの事前承認無しでの公開、をポリシーに管理を続けて来ました。それは音楽愛好家の誠意を信じてのことからです。けれども、投稿者の発言を自由放任してきたことから、一部に当ブログを「掲示板」と勘違いされて、管理人の意向やお願いを無視した投稿や、他の投稿者や管理者に対する礼節を欠いた投稿を招く結果となってしまいまし...
View Articleシュトラウス・ファミリー ニューイヤー・コンサート 名盤/愛聴盤
もう松の内どころか成人式も終わり、いまさらニューイヤー・コンサートでも無いですが、毎年元日恒例のニューイヤー・コンサートは日本では夜のゴールデンタイムに現地ウィーンからの衛星生中継を観られるのが大変有難いですね。...
View Articleボロディン 弦楽四重奏曲第1番&第2番「ノクターン」 ~ボロディンによるボロディンの名盤~
このところ毎日寒いですね。私の住む神奈川県では滅多に雪は降らないので助かりますが、雪国ではさぞ大変なことと思います。 そんな真冬にはやはりロシア音楽が似合います。あの名曲「ノクターン」として知られるボロディンの弦楽四重奏曲第2番は随分と前に記事にしたことが有りますが、いつ聴いてもうっとりとさせられる名曲中の名曲ですよね。...
View Articleチャイコフスキー 後期三大交響曲 ワレリー・ゲルギエフ/マリインスキー劇場管 ~サル・プレイエルでのライブ~
交響曲 第4番 ヘ短調 作品36交響曲 第5番 ホ短調 作品64交響曲 第6番 ロ短調 作品74「悲愴」ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団録音:2010年1月25日(4番)、26日(5番)、29日(6番)サル・プレイエルにおけるライヴ(Mariinsky盤)...
View Articleマリス・ヤンソンス レニングラード・フィル 1986年来日ライブ盤 ~蘇る名演奏~
マリス・ヤンソンス指揮レニングラード・フィルハーモニー交響楽団1986年10月19日 サントリーホールにおけるライブ録音(Altus盤)...
View Articleショスタコーヴィチ 交響曲第7番ハ長調Op.60 名盤 ~レニングラード包囲戦~
ショスタコーヴィチはポスト・マーラーの最大の交響曲作曲家と言われますし、その通りだと思います。ショスタコーヴィチの愛好家は、自ら「タコ・マニア」と称してはばからず、その思い入れも半端無く、ある意味マーラー・マニア以上かもしれません。自分もこの人の15曲の交響曲は一通り聴いていますが、マニアにはまだまだ程遠いです。...
View Articleショスタコーヴィチ 交響曲第8番ハ短調 作品65 名盤 ~スターリングラード交響曲~
ロシアがウクライナへ軍事侵攻してからは、ロシアの国の様々な個人や団体への制裁が加えられていますが、それはロシア国民の目を覚まさせて体制を転換させる手段としてやむを得ないことだとは思います。...
View Articleショスタコーヴィチ 交響曲第10番ホ短調 Op.93 名盤
奇しくもこのブログでショスタコーヴィチの交響曲を取り上げ始めたのとロシアのウクライナへの軍事侵攻とが重なってしまいました。今も毎日届く悲惨な報道が終息するのは一体いつになることでしょう。...
View Articleクリストフ・エッシェンバッハ指揮NHK交響楽団 マーラー 交響曲第5番
最近は演奏会へ行く機会が減りましたが、これだけは聴き逃せないと出かけたのが今日のN響定期でした。現役の指揮者で一番好きなエッシェンバッハが指揮するマーラーの5番です。 東京芸術劇場の1階席という条件が幸いして、素晴らしい管弦楽の響きを楽しめました。昨年のマエストロの「復活」ではNHKホールだったので残念ながら、響きの凄さが届いてきませんでしたので。...
View Articleショスタコーヴィチ 交響曲第11番ト短調「1905年」作品103 ~血の日曜日事件~
ショスタコーヴィチが第二次大戦の終戦から10年以上経った1957年、51歳の年に作曲した交響曲が第11番ト短調「1905年」作品103です。これは、サンクトペテルブルクで起きた、いわゆる「血の日曜日事件」を題材としています。...
View Articleショスタコーヴィチ 交響曲第12番ニ短調「1917年」Op.112 名盤 ~十月革命~
ショスタコーヴィチの交響曲第12番は、前作の交響曲第11番「1905年」に続いて再び、ロシアにおける革命の歴史を基に作曲されました。第11番では1905年の“血の日曜日事件“が題材とされましたが、第12番は1917年の”十月革命“が題材とされています。...
View Articleショスタコーヴィチ 交響曲第13番 変ロ短調 「バビ・ヤール」Op.113 名盤
ショタコーヴィチが1962年に作曲した交響曲第13番は「バビ・ヤール」という通称を持ちます。 バビ・ヤールとは、ウクライナ(当時はソ連に属した共和国の一つです)のキエフ地方にある峡谷の名で、第二次大戦中にナチス・ドイツによりユダヤ人の大虐殺が行われた場所です。およそ10万人のユダヤ人がこの谷に連行されて殺害されたとされます。...
View Articleショスタコーヴィチ 交響曲第15番イ長調 Op.141 名盤 ~最後の交響曲~
交響曲第15番初演の日のショスタコーヴィチ(1972年1月8日 ヴィクトル・アフロモフ撮影) ポスト・マーラーの最大の交響曲作曲家として位置付けることに誰も異論は無いであろうショスタコーヴィチですが、その最後の交響曲となるのが第15番です。曲は1971年に完成しましたが、...
View Articleワーグナー「パルジファル」 東京二期会 2022年公演 セバスティアン・ヴァイグレ/読売日本交響楽団
東京文化会館で今月13日から公演されている東京二期会の「パルジファル」の二日目(14日)を観てきました。何といってもワーグナー作品に限らず、ありとあらゆるクラシック音楽の中でも「トリスタンとイゾルデ」「マタイ受難曲」などとんで五指に数える愛する作品です。楽しみにならないはずが有りません。...
View Articleワーグナー「トリスタンとイゾルデ」CD名盤 追記のお知らせ
宮本亜門の演出にはがっかりした東京二期会の「パルジファル」でしたが、ワーグナーの音楽はやはり素晴らしく、久しぶりに堪能しました。 そこで「パルジファル」と並ぶ最高傑作の「トリスタンとイゾルデ」も、過去記事以降に購入したCDが数点有るので、この際それらを聴き直して追記してみました。 サヴァリッシュ、ショルティ、カラヤン、バレンボイム盤を加えましたので、良かったら下記から覗いてみてください。 ワーグナー...
View Articleワーグナー 歌劇「リエンツィ」 名盤
オペラを特別熱心に聴く方では無いのですが、もちろん有名どころは一通り聴くようにしています。ワーグナーも、これまで記事にアップしたのは「トリスタン」と「パルジファル」だけでしたが、他の作品もアップしたいと何年も思っていました(汗)。 ちょうど、その2タイトル記事に所有CDを追加記述した良い機会なので、この際、順に取り上げてみることにします。...
View Articleワーグナー 歌劇「さまよえるオランダ人」全曲 名盤
1842年に完成して、1843年に初演されたワーグナーの歌劇「さまよえるオランダ人」(ドイツ語: Der fliegende Holländer)は、前作の「リエンツィ」から格段に進歩を遂げて、自身のオペラを真に確立した作品だと言えます。ですので、聖地のバイロイト音楽祭でも通常「オランダ人」以降の作品をプログラムに取り上げています。...
View Article神奈川チェンバー・オーケストラ 設立記念コンサートへのお誘い
お盆入り初日の昨日、関東地方は突然降って湧いた台風8号に襲われました。大井町で室内楽コンサートを開催する予定でしたが、やむなく延期せざるを得ませんでした。...
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